はじめまして、次期代表取締役ですが、今は下っ端営業マンこと変なオジサンの息子の金澤朋哲です。
今では好きで好きで仕方ない、Hummingbirdの商品達。
何故ここまで熱が入るようになったのか大好きなのか。
面白いストーリーがありますのでお時間がある際に読んでいただければと思います。

実はHummingbirdに入る前は父が何を売っているのかも知りませんでしたし、興味もありませんでした。
「どうせろくでもない物売ってんだろ」くらいの感覚しかなく。継ぐつもりも、働くつもりも微塵もありませんでした。
ですから私が真っ先に就職し、やり始めた仕事は全く関係のないシステムエンジニアでした。
ですがすぐに辞めてしまいました。理由は「つまらなかった」からです!!!!

職に困った私が真っ先に出した結論は新しい就職先が決まるまで、
「親父仕事させて」でした!!
すごく渋々な父を見て、最初はタダ働き覚悟で働くことを決心しました。

真っ先にさせてもらえた仕事は、商品を持たされて何も教えてもらえず、ただ「売ってこい」でした。
私は思いました「この親父、、おかしいぞ」と。
まぁもちろんこんな営業マンでは売れるわけもなく、「何しに来たの?」と怒られる事ばかりでした。

本来であればシステムエンジニアよりきつい仕事「やめたい」と思うのが道理ですが、楽しくて仕方ありませんでした。
営業の難しさ人との会話が楽しくて仕方ありませんでした。

そんな矢先、滋賀の物流センターでアバカの形を整える季節がやってきました。
梅雨シーズン、湿気と暑さてジメジメしているあまり好きではない季節です。

私は、その時始めてHummingbirdの商品の新品を見ました。
最初の印象は、リネンゆるハイソックスを見て「こんな靴下で1300円!?!?」
私は正直者です。世辞なんて基本的微塵も言えない人間ですので、
父に対して真っ先に出た言葉は、「こんな変な靴下で1300円売れるわけがない」です。

頭を引っ叩かれました。人生で100回目くらいです。
親父にはぶたれたことがたくさんあります。始めてではないです!
そこで私が父に言われた一言が「黙って履いてみろ」です。
渋々履きました。リネンの最初の印象は、堅い・痛い・切れそうです。
「こんな靴下の何がいいのか」と思いながらも土砂降りの中私はアバカの形を整えていると、数時間たったあとに足の異変に気づきました。

全く蒸れていない、更に風が通るたんびに爽やかな涼しささえあります。
シャリシャリとした痛い感覚も気がついたら夏らしい気持ち良さにさえ感じていました。
そんな事を頭の中で思っている矢先に父からニコニコしながら「どうだ??」と聞かれ私は「申し訳ありませんでした」しか出てきませんでした。

父がまさかこんな素晴らしい商品を販売し製造しているとは。
今までの無知な自分に恥ずかしさを覚えそこからはひたすら、猛勉強し今でももちろん勉強中です。

職人さんの素晴らしい技術や、素材の本来の素晴らしさ、
良いものを作るという箇所にただただのめり込み製造している職人さんと父の姿を横で眺め、二人の暑苦しい思いが私にもやどりました。

私は、父と職人さんのHummingbirdに対しての思い、目指す場所はこれからもこの先も絶対に変更する気はございません。
「二代目は全然だめだ」・「二代目になったからつぶれた」などにはならないよう、
お客様に本当に良いものを、ワクワクし感動をあたえられる商品を、これからも職人さんと提供し続ける所存でございます。

そして私の目標は、世界の人全てがHummingbirdを使用し「Goodですね」と言って頂ける商品を製造することです。
一度でいいから使用してみて下さい。必ず「Goodですね」と言わせてみせます。

私はHummingbirdが大好きです。

有限会社エフ・ケー コーポレーション
取締役 金澤 朋哲

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ハミングバード・プロジェクト (HummingBird Project)