ページが見つかりませんでした – ハミングバード・プロジェクト (HummingBird Project) https://hummingbird-project.com 「使う人を想うものづくり」をテーマに、国産にこだわって靴下・バッグ・シューズを製造・販売しています Fri, 08 Mar 2024 08:59:52 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=6.3.3 https://hummingbird-project.com/wp-content/uploads/2023/02/fav-120x120.jpg ページが見つかりませんでした – ハミングバード・プロジェクト (HummingBird Project) https://hummingbird-project.com 32 32 【メディア掲載】日本テレビ「ヒルナンデス!」で紹介されました https://hummingbird-project.com/20240308-media/ Fri, 08 Mar 2024 04:00:49 +0000 https://hummingbird-project.com/?p=1737 2024年3月8日(金)放送  日本テレビ「ヒルナンデス!」で、Hummingbird(ハミングバード)の「エジプトコットンストレスフリーソックス」が紹介されました。
2023.12.24エジプトコットンストレスフリーソックス …
公式ECサイトで購入する
エキュート品川店の2階の直営店にて、お笑いコンビ・ぺこぱのシュウペイさんにお越しくださりました!
90歳の靴下職人である丸山さんへも取材いただき、商品の魅力と特長をたくさん紹介いただきました。
全国の皆様に知っていただける機会となり大変うれしいです♡
取材にお越しいただきありがとうございました!
[ ヒルナンデス!3月8日(金)のヒルナンデス!「聞き込みアナさんぽ」「外国人が驚いた!ニッポンのいいものクイズ」OAまとめ:https://www.ntv.co.jp/hirunan/articles/3081ezmv9yp0zxshhsm8.html ]

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足がむくみやすいので靴下が嫌いな女性向けの靴下です https://hummingbird-project.com/%e8%b6%b3%e3%81%8c%e3%82%80%e3%81%8f%e3%81%bf%e3%82%84%e3%81%99%e3%81%84%e3%81%ae%e3%81%a7%e9%9d%b4%e4%b8%8b%e3%81%8c%e5%ab%8c%e3%81%84%e3%81%aa%e5%a5%b3%e6%80%a7%e5%90%91%e3%81%91%e3%81%ae%e9%9d%b4/ Thu, 19 Aug 2021 02:37:15 +0000 https://hummingbird-project.com/?p=803 靴下を履くことが嫌いな方、結構いらっしゃると思います。その大きな理由の1つが、靴下の履き心地にあると考えています。履き心地を左右するのが「足首を止めるゴム」と「化学繊維の割合」です。

市販されている靴下の多くは、化学繊維(ナイロンやポリエステル)などを使っています。大手アパレルメーカーが化学繊維を活用する背景には、大きく2つの理由があると考えられています。

1つは単純に、最も安い繊維が化学繊維だからです。化学繊維の価格をベースにすると、天然繊維は素材によって価格差はありますが、およそ2倍〜7倍の価格差があります。

もう1つは、安定した生産を実現するためです。化学繊維を使えば、熱処理で一定のサイズに固めることが出来ます。そのため、機械化並びに大量生産が可能になるという側面があります。安くて、整形しやすくて、機械生産ができて、大量に生産できる化学繊維は、販売力のある大手メーカーにはもってこいです。工業化され、生産拠点が一気に海外に移ったのが靴下ですけど、こういう化学の進歩と無縁ではないでしょう。

裏返すと、ゴムがなく肌に優しい天然繊維の靴下であれば、締め付けからは開放され、足の肌に優しくフィットしてくれる靴下になります。足がむくみやすい方でも、可愛く履いて頂けます。靴下は履きたいけど、市販のソックスだとゴムの締め付けでむくみがあって不快なので、あまり履きたくない。

そんな方に、是非一度試してみてほしいのが、私達ハミングバードのストレススリーソックスです。

見ての通りで、めちゃくちゃ伸びます!

通常の靴下は足首のところにゴムが入っていますが、ストレスフリーソックスは一切ゴムを使っていないです。靴下の締め付け感から開放され、履いている感がないのが最大の特徴です。履き口を持って一気に足に入れ、最後にかかとやつま先を合わせて頂くと、ちゃんとフィットします。足の大きさと足首やふくらはぎの形状に合わせて、止まります。ゴムがないので多少のズレはありますけど、脱げたり不快を感じるレベルではありません。24cm〜31cmまで対応しています。

ゴムがないのに足にフィットしてズレを最小化する技術。これが、日本の職人技です。編み目が非常に細かく、一目一目丁寧に編み込んでいます。一つの目飛びもないように、ミリ単位で編み込んでくれているから、このソックスを作ることが出来ます。

ストレスフリーソックスのショップページへ

お手にとって見たい方は、東京になってしまいますが、直営店舗に足をお運び頂ければ幸いです。

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靴下産地・奈良の確かな技術と知識をもつ職人さん https://hummingbird-project.com/%e9%9d%b4%e4%b8%8b%e7%94%a3%e5%9c%b0%e3%83%bb%e5%a5%88%e8%89%af%e3%81%ae%e7%a2%ba%e3%81%8b%e3%81%aa%e6%8a%80%e8%a1%93%e3%81%a8%e7%9f%a5%e8%ad%98%e3%82%92%e3%82%82%e3%81%a4%e8%81%b7%e4%ba%ba%e3%81%95/ Mon, 19 Aug 2019 12:22:06 +0000 https://hummingbird-project.com/?p=650 奈良県 | 47歳
【製造していただいている商品】
・シルクゴムなしソックス
・リネンゆるさらソックス
・メリノウールゆるあったかソックス
・メリノウールゴムなしソックス
お邪魔した工場全ての方が言われる若者不足、若者育成。
このままでは本当に日本の【職人】というものがなくなってしまうのではないかと本当にひやひやしております。
今回私がお話しさせていただいた職人さん、年齢は違えど私と同じ2代目の方です。
何年も前から私立の学校靴下を手掛けている工場さんです。
技術と安定性は全国で指折りの工場さんです。
一般社会では47歳はベテランの域ですが職人の中ではまだまだ若いと言われる年齢です。
奥が深い職業です。
ですが、技術・思い入れ・靴下への向き全てに対して素晴らしく、
職人業界ではまだまだ若いのにも関わらず、他の職人さん以上に美しく綺麗な靴下を製造して下さる職人さんです。
「この工場に出せば間違い無いと」社長に言わせる力を持っている方です。
【靴下職人さんに10個の質問】
01.趣味はなんですか??
バイクや自転車など、機械をさわる事が好きです。
完璧な新車状態のものより、壊れかけた古いものが好きだったりします。
02.今の職業を志したきっかけはなんですか?
もともと機械をさわるのが好きだったのと、自分の手でモノが生み出される「職人」という職種にも興味がありました。
03.やりがいは何ですか??
糸という素材から靴下という製品に出来る事ですかね。
そこには、昔の人の知恵や工夫がたくさん注ぎこまれています。
中には、驚くような方法でトラブルを回避する方法や、思いもつかない方法で編める靴下があったりして驚かされます。
04.今一番楽しいことは?
ありきたりですが新しい商品がカタチになった時です。
もちろん想像してからスタイルを決めて生地を編んでいくのですが、出てくると想像とは全く違ったモノが出てきたりします。
良かったり・・・悪かったり・・・それも含めて初めの生地を見るのはドキドキします。
05.逆に今一番大変なことは?
機械で言えば、ほんのわずかなトラブルでも対処の方法を間違えると、とんでもない大きなトラブルになってしまう事があります。
今起こっている状況をしっかり把握して、何通りもある復帰方法からロスなく最短で出来る方法を選択するのはとても難しいです。
それに失敗して大きなトラブルになってしまった機械は、最悪使えなくなることもあります。
06.仕事の中で最も難しい工程はなんですか?
靴下を規定のサイズに合わせる工程ですかね。
作業的にはとても簡単なのですが、最終の細かなサイズ合わせはその時の糸の状態や温度、湿度によってもかなり変化します。
なので仕様書等に合わせ方を書く事ができません。
そこに長年の勘が生かされてくると思います。
07.達成感を感じることはなんですか?
編み機の大がかりなメンテナンスで、ほぼバラバラになった編み機が元通り組上がった時ですね。
説明書等はないので、これも代々先輩より受け継いだコツで組み上げていきます。
同じ種類でも機械によって改造されている物があったりするので、組上がってうまく回った時はヨッシャーー!ってなります。
08.これだけは負けない!!!!!という所はどこですか?
編み機のトラブルの原因を見つけるのは、まあまあ得意です。
常に同じトラブルが起こっている機械は、その状態をすぐに確認できるので簡単なのですが、たまにしか起こらない。
しかも重大なトラブルになる原因については慎重に原因を探っていきます。
イメージとしては、超難易度の高い間違い探しのようなものだと思っています。
09.これからの職人業界に求めることは
どの業界でも言われていますが、若手の育成ですかね。
伝統工芸などの業界よりは、若手も多いのでしょうが、やはり編み立てをされている方は年齢的に先輩の方が多いです。
マニュアルには載せる事の出来ないノウハウがたくさんありますので、1人前になるにはとても時間がかかる分野かもしれません。
10.最後に一言
うちが扱っている編機の大半は、40年以上使っているビンテージマシンになります。
最新の機械では簡単にできる事も、工夫や改造でやっていかなくてはいけません。
ですが、日々のメンテナンスを怠らず、しっかり機械と対話していくとコツコツと靴下を編み続けてくれます。
そんな機械を大切に使いながら、お客様に愛される製品をこれからも作っていきたいです。
お話を聞いているだけで分かる靴下への姿勢。
学ばさせて頂く事ばかりで、まだまだ知識不足の不甲斐無さを痛感させられます。
これからどんどん少なくなっていく職人さん。
私に出来る事はないかと毎日頭を抱えております。
これからもhumming birdを支えて下さい。
この度は、本当にありがとうございました。
又、お邪魔します!!!
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生粋の江戸っ子 おしゃべり好きな靴下職人 https://hummingbird-project.com/%e7%94%9f%e7%b2%8b%e3%81%ae%e6%b1%9f%e6%88%b8%e3%81%a3%e5%ad%90-%e3%81%8a%e3%81%97%e3%82%83%e3%81%b9%e3%82%8a%e5%a5%bd%e3%81%8d%e3%81%aa%e9%9d%b4%e4%b8%8b%e8%81%b7%e4%ba%ba/ https://hummingbird-project.com/%e7%94%9f%e7%b2%8b%e3%81%ae%e6%b1%9f%e6%88%b8%e3%81%a3%e5%ad%90-%e3%81%8a%e3%81%97%e3%82%83%e3%81%b9%e3%82%8a%e5%a5%bd%e3%81%8d%e3%81%aa%e9%9d%b4%e4%b8%8b%e8%81%b7%e4%ba%ba/#comments Wed, 07 Aug 2019 07:25:52 +0000 https://hummingbird-project.com/?p=170 東京都 | 86歳
【製造していただいている商品】
・シルク二重編みソックス ・ストレスフリーソックス
・エジプトコットンパイルソックス ・ラミースニーカソックス
・ドラロン綿スニーカソックス ・コットンショートソックス
・オーガニックコットンゴムなしソックス ・リネンゆるハイソックス
・リネンリブショートソックス ・シルク100アームウォーマー
・シルク足袋ソックス
御年86歳の職人さんです。
一番最初にお会いした際には、80歳超えているとは誰もが思わなかった健全さ。
20代の私よりもハキハキお話しているくらいです。
階段も駆け上ったり駆け下りたりと86歳でこの動きができていることに関して、驚愕いたしました。
お話を聞いているだけで分かる本物の職人さんです。
お話大好きの職人さんです。
職人さんはしゃべらないというイメージがありますが、信頼した人にはとにかくおしゃべりな職人さんが多いです。
今回の職人さんもその一人です。
【靴下職人さんに10個の質問】
01.趣味はなんですか??
あたしゃ川釣りが好きだね。
年寄りは船に酔っぱらちまって、釣りなんかしてらんねぇから船釣りは嫌いだね。
年寄りは体が弱くていけねぇーや
一回ひでーことに日焼けで顔が真っ赤になっちまって
警察に、飲酒だと勘違いされて止められて、怒ってやったこともあったよ。
02.この職業を志したきっかけはなんですか?
戦前、親父がもともと錦糸町の方で靴下工場をやっていたんですよね。
けれども、あたしゃーあんな油臭い商売なんかやりたかなくてね。
あの頃は靴下なんかやるつもり全くなかったね。
だからあたしは化け学について学んでたんですよ。
その後すぐ戦争になってね、あたしの親父の靴下工場なんか跡形もなく吹き飛んじまっていたよ。
こんな状況悠長に勉強なんてしてらんないからね、
生きていくためには働かねーといけなくなっちまったもんだから、働くことにしたよ。
だからどうにか働かなきゃいけねぇ〜や、なんて思った矢先のことだったね。
親父の知り合いで靴下の機械屋さんがいて、
そん時の機械屋なんて大卒のボンボンばっかりでさ。
知識は、いっちょ前で技術が伴ってないよーなやつばっかりだったんですよ。
あたしは長男坊だったからね小さい頃から親父の靴下工場を散々手伝わされてたわけですよね。
で、その知り合いはそれを知っていたからね、あたしの親父に「お前のせがれをうちによこせ」なんて言ったもんだから、親父も息子の仕事が見つかったら万々歳だからね。
あん時あたしになんか聞かずに真っ先に親父に聞いたあたり「頭いいなー」なんて思っちまったよ。
生きるために仕方なく機械やさんに入ったんですよ。あんときは辛かったね。
その後に、自ずと親父の靴下を引き継ぐことになったってわけですよ。
だから志なんて大層なものはなくてね、ただ生きるためにやっただけってやつですよ。
あの頃が懐かしいね、あたしも若かったからね。
毎日仕事してたのを今でも思い出すよ。
あたしも随分年寄りになっちまったもんだから、体が動かなくなっていけねーや。
03.やりがいは何ですか??
あたしゃ若い頃はとにかく向上心が強いやつでね、やった分だけ儲かるからそこがやりがいだったかね。
年取ってからは靴下なんて全く儲からなくなっちまったから、やりがいなんてなかったね。
値段ばっか下げられちまって物は良くないもの作らされて、最悪だったね。
やめちまおーかとも考えたけど、あたしゃこれしかできないからね、
嫌々やらされているみたいなもんですよ。
だから最近までは惰性みたいなもんだったね。
ですから去年やめようと思っていた矢先に、お宅の親父さんに出会っちまったせいでもう少し続けさせられそうだね。
けどなんだかね、今はお宅の親父さんと一緒にいいものを作るのが気づいたらやりがいにさせられてたよ。
お宅の親父さんには敵わないよ全く。
04.今一番楽しいことは?
やっぱり釣りだね。
どうにか暇作って潮時、天候を狙いながら、浦安までいって黒鯛を釣るのが好きだね。
特に黒鯛はカンカン照りが一週間くらい続くと入れ食い状態になるのよね。
お陰様で暇が全然ないから最近は全くいけてないね。
『靴下として楽しいところはどこですか?』
靴下はもう義務だね。  【私の心の声】「かっこいいぃぃぃぃぃぃぃ!」
寝ても冷めても靴下を作る、靴下はもうあたしにとっては当たり前の事なんですよね。
日常=靴下作りみたいなもんだね。
まぁ強いて言うなら、苦労して機械を治してうまくはまった時はやっぱり楽しいよね。
子供みたいなもんだからね、しっかり調子つけるのが親の役目ですよ。
05.逆に今一番大変なことは?
健康維持がとにかく大変ですよね。
もうあたしも年だからさぁ、毎日毎日体が固くなっていくのが分かるんですよ。
一度、狭心症ににもなっているんですよね、そん時はきつかったねー。
困ったもんですよ、でもあれだねあまりに苦しかったもんで、医者に行って管を通してもらったら一切なくなったね。
忘れることもひどくなってきたもんだよ、あたしももって二年くらいかね。
あたしが良いと思った商品を作れるまでは作りますけど、
もうだめだと思った時はそんな商品はお客さんに渡すことはあたしはできないから、その時は潮時かね。
仕事として 特にないね。生活と一緒だからね。
06.仕事の中で最も難しい工程はなんですか?
あたしが一番難しいと思ったことは、人を育てる部分かね。
何人か弟子にしてくれ!!って来たこともあったね。
あたしもあん時はまだ若かったから弟子にしてやったやつもいるけど、全員一ヶ月で逃げていったね。
あたしら職人は人に教えて貰うこともなかったからね。
見て覚える。なんとしても技術をみにつける、そのくらいの精神力がなければ仕事なんて見ない時代だからね、ひたすらに見て覚えたよ。
歯を食いしばってついていったよ。今の時代、職なんて腐るほどありますからね。
生半可な覚悟で職人になんてなれるわけないんですよ。
『作る工程に関しては?』
それぞれ全く違う素材、色で編み込む中で、ミリ単位の誤差で完璧に編み立てないといけませんからね。
そこを今までの経験と感覚で、どんな素材でもジャストに合わせないといけないからね。
神経すり減らしながらやってかねぇといけないから、年寄りには辛いところだね。
07.達成感を感じることはなんですか?
達成感ね、年金もらえた時かね、人生に対しては達成した気分になっちまったね。
仕事に関しての達成感はなんだろうね。
あれだね、機械直してうまくハマった時はやっぱり気持ちいね。
その時見つからなくても、仕事している間にふと頭によぎるんでよね、ふわーっと。
そん時真っ先に、直してうまく言った時は特に気持ちいもんだね。
あの達成感と気持ちよさと言ったらなんとも言えねーな。
08.これだけは負けない!!!!!という所はどこですか?
これだけは負けないなんて困っちまう質問だなぁ。
強いて言えば節約経費に関しては誰にも負けないね。
必要な経費を一ヶ月で割って、毎日それ以上の稼ぎが出せるようにしてる。損得勘定を見極めるのも得意かね、貧乏性だからね。
あたしが金持ちだったら寄付するね。
服もほとんど買わないねうちの女房なんて無駄遣いしかしないから困ったもんだよ。
後、負けないなんてそんな大それたことはいえねぇけど、機械いじりくらいかね、46まで機械職人やっていたからね。
機械いじることに関しては自身があるね。
09.これからの職人業界に求めることは
機械の部品がなくなっちまう、機械を直せる人もいなくなる難しい割には儲からない。
職人はこれからもういなくなっちまうね。特に靴下なんてやらないほうが良い。
靴下はこれから衰退していくだけだね。
いつか日本からなくなっちまうんじゃないかね。
若いもんの根性もなくなってきちまってるし、息巻いてやるって言った人も逃げ出しちまう始末。
確かにこんな儲からない仕事誰もやりたがらねぇよな。
あたしは生きるために、これしかなかったからやっただけだよ。
あたしは靴下以外何もできないしやれないね。
それがないと死ぬくらいの覚悟でやって、始めて得れるものがあるってもんよ。
見て覚えて経験を積んで始めて理解できるもんなんだよね。
だからこれからの靴下業界は維持できないね。
10.最後に一言
ここ何年間かずっと赤字続きだったから、天皇と退位する時にやめるって決めた矢先に、お宅の親父さんが突然来てこの怪しい親父は誰なんだってなりましたよね。
疑いながらもやり始めましたけど、気づいたら黒字になっちまってたよ。
お宅の親父さんは凄いよ、あたしまで仕事が楽しくなってきちまったよ。
あと十年早く出会いたかったね、そしたらもっと楽しく仕事ができたのにね。
いつまでできるかは分からないけどあんたの親父さんには感謝しかないね、ありがとう。
実はこのアンケート文の10倍は話しています。内容を抜粋するのが大変でした。
そして、仕事に対する向き、思いがこれほどまでに正直で、真っ直ぐな方は中々いらっしゃいません。
我々もお話しているだけで靴下に対しての勉強になります。
この技術がなくなってしまうのは本当に勿体無いです、、
もう少しだけやり続けて欲しいそこでできるなら継がせてほしい!!
そんな気持ちで一杯になりました。
お忙しい中ありがとうございました。
これからも引き続き何卒よろしくお願いいたします。
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日本一長い歴史をもつベレー帽工場の職人さん https://hummingbird-project.com/%e6%97%a5%e6%9c%ac%e3%81%a7%e6%9c%80%e3%82%82%e6%ad%b4%e5%8f%b2%e3%81%ae%e9%95%b7%e3%81%84%e3%83%99%e3%83%ac%e3%83%bc%e5%b8%bd%e5%b7%a5%e5%a0%b4/ Wed, 07 Aug 2019 06:02:49 +0000 https://hummingbird-project.com/?p=160 熊本県 | 73歳
【生産している主な商品】ベレー帽・帽子・キャップ
【製造していただいている商品】
・バスクベレー(ちょぼなし・ちょぼ付き) ・ウールキャップ
・シルク100ベレー ・リネン100ベレー ・TWOサイドベレー
・スタイリッシュベレー ・ピッグベレー
昭和29年からある日本で最も歴史の長いベレー帽工場。
敷地面積2,800坪といった膨大な土地に堂々と立つ工場の佇まいには、歴史を感じさせられる風景でした。

その当時から使用している機械や机など、他にも糸も綺麗にびっしり。
本当に大事に扱われている様子を拝見することができ、流石の一言しか出てきませんでした。
見ているだけで一日中いれてしまうような場所です。
Hummingbirdにとってのディズニーランドですね。(笑)
そしてなによりも職人さんの心意気が素晴らしい。
【帽子職人さんに10個の質問】
01.趣味はなんですか??
将棋が好き。
昔は投げ釣りやっていた。今は腕が痛くなるからやめたわ。
若い頃は写真や、スキーもやっていたよ、かなり多趣味なんだよ。
友人がリフトで上がったっきり返ってこなかったこともあったわ。
遭難したかと思ったがた事故だった。
毎年正月いってたけど、寒い場所は冷たいからもう耐えられない。
写真は30歳くらいまでは写真もやっていたわ。
歩くのしんどいから30歳位でやめたけどね。
02.この職業を志したきっかけはなんですか?
身内が元々この工場を営んでいてその成り行きで大学生入学してすぐ、アルバイトから働いていた、特に志した訳ではないね。
その後すぐ一年ほどで大学はやめちまって、ベレー帽の会社に就職したわ。
この時代、就職できれば丸儲け。やりたいことも無いからすぐに入っちまった。
03.やりがいは何ですか??
当時は儲かったからねー、売上を上げていくことにしか興味がなかったわ。
やったらやった分だけ儲かるから気持ちよかったねー。
今はただこれ以外できることが無いからやってるだけだ。
体に染み付いちまってやめる気も起きないわ、惰性みたいなもんだ。
完璧なものはこれからも作り続けますけどね。
04.今一番楽しいことは?
注文たくさんもらえて生産が間に合わないぐらい忙しい時期は楽しい。
間に合わないくらい仕事があり続けるのが楽しい。
生産が間に合わないくらいが一番良い。
05.逆に今一番大変なことは?
人材育成は凄く難しく大変な問題です。
若い子を入れるためには、福利厚生もしっかりするべきだし。
きちんとした計画をたてて人材育成をしていかなければならないから大変やね。
特に縫製と、染色の人材育成には骨が折れるわ。
06.仕事の中で最も難しい工程はなんですか?
編み立てと・染色やね。
編立がある程度できるようになるためには、最低でも二年以上はかかる。
特にキャップなんかは、つばと帽体を繋げなきゃいけないから、あれは一筋縄ではいかないわ。
もう一つは染色やね。
染色する時に素材のタイプを見分け、最適な温度、今まで収集した過去のデータを元に、ほぼ同じ色味で作らないといけないから。
目が良く、目利きのセンスがないとあれは無理だわ。
他にも染色は同じ糸、同じ円周で編み立てたとしても、数gは必ず差が出る。
なので商品一つずつを計量し、軽い商品には濃い黒などの染料を使用し、軽い商品には薄い白などの染料を使用してほとんど同じ重さにも
していかないといけない。
根気や技術も大事になるわ。
07.達成感を感じることはなんですか?
全てが終わって納品した後はやっぱり気持ちいわ。
まぁ当たり前だよね、そのためにやってるわけやから(笑)
08.これだけは負けない!!!!!という所はどこですか?
今、日本のベレー帽工場で染色もできる工場はどこにもない。
全ての工程を自社でできるのはうちだけだからその部分では負けないね。
他にもそれぞれの工程の中にその工程のプロ責任者を必ず配備しているから、なにか予期せぬ事が起きた場合でも、すぐに解決できる。
納期遅れが少ないのと、商品クオリティもかなり高く仕上げられる。
09.これからの職人業界に求めることは
職人は不器用な方が多いんだわ。
モノ作りに長けすぎてるから商売ベタな人が多い。
これからどんどん職人は儲からなくなっていくから
良いものを作りながらも、生産性をもっと考えていくべき。
もっと効率の良いやり方を考え時間の効率化を図らなければならないと想うわ。
10.最後に一言
生きている間は最高の帽子を作っていくからどんどん注文ください。
今回も忙しい中お邪魔したというのに、凄く楽しそうに話を聞いている私に対し、すべての工程を順番につきっきりで教えていただけました。
職人さん方はしっかりとした姿勢と、思いが通じればとにかく、優しい方が多いです。
なによりも帽子やベレー帽に関しては本当に詳しい。
一日中色々な話を聞くことができ本当に充実した一日になりました。
この文を見てはいないとおもいますが、、(笑)本当にありがとうございました!!
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